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そらいろのデュオ

澤 治夫
2016年4月10日刊行
定価(本体1,500円+税)
四六判ハードカバー
290頁

ISBN 978-4-434-21666-4


表題作「そらいろのデュオ」他2編、自選小説集

25年間暖めてきた物語を完成させました。

終わりのないはじまり」は、若いときに味わった女ひとりに、男二人の友情関係のあやうさ。親友であったはずの男同士の関係の機微と徐々にいたたまれなくなっていくこころの葛藤を丁寧に描いています。
 フランス映画「冒険者たち」を彷彿とさせますが、こちらは、そんな三角関係における美しい友情話ではなく、自らの優柔不断が招き寄せる後悔のさざ波が色濃く打ち寄せてきます。

 表題作「そらいろのデュオ」は、シベリア抑留中に無念の死をとげた夫への思いを膨らませたマンドリンを伏線にした家族と夫婦の物語世界です。
 これは両親の世代が運命づけられた戦争という重い影を、息子であるところの作者の自らのルーツを探る旅のような語らいの断片なのかもしれません。作者の思いが、無意識のうちに親への敬意と鎮魂になっているのでしょう。

「ホリデイ」は、残り僅かな命が今にもついえようとする夫を間近にした妻、佳那の視線や、息子の嫁の視線を通して、姑、舅との確執、夫婦を核にして拡がる家族の日常を丁寧に描いた作品。
 同時に息子の視点から、「不死身」の父の人生をひもといてみたかったのかもしれません。亡くなった父への限りないリスペクト、母の労苦への労いのエールの感触が伝わってきます。

 本の制作にあたっては、およそ半年間の長きにわたり7校正を重ねて完成にこぎつけました。まさに力作というほかありません。丹念な推敲の結果、クオリティの高い本になっていると思います。

    

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